住職ブログ

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2020.08.30

第59回 水霊供養(前編)

8月24日の午前9時20分頃に醍醐寺に到着。

ご挨拶と最終打合せを済ませ、三宝院から一列に並び、法螺貝が鳴り響くなか報恩院へ向かいました。

一応、移動中はマスクを着用!(暑かったです)

そして9時50分頃にお堂の中へ

法螺貝が鳴り終わり、ご本尊様に礼拝。

礼拝が終わり、衣体を整え(お坊さんの衣装を衣体(えたい)と言います)

いざお勤めに!

太鼓の音が始まりの合図となり、お堂内から境内へと響き渡った。

そして、太鼓と錫杖の音、お経の声が合わさり、お堂内に一体感が生まれると、

火が真っすぐ上に燃え上がりました。

ここでは、ご本尊様の姿が見えないようにお堂内の画像は全て編集しております。

(あえて編集をしておりますので、直接自分の目で見ていただきたいと思います。

お護摩で黒くなっていますが、優しい感じがする不動明王様です。)

皆様から預かった塔婆は、お護摩の火に近い場所に置いていただきました。

そして、お導師様(真ん中に座っている方)の合図から塔婆のお加持に!

個人的な感想ですが、この写真を見ると

お護摩の火が、大きな口を開けた龍の姿に見えます。

この龍が我々の罪・穢れ・煩悩などを飲み込むために、大きな口を開けてくれたのかなと思います。

そして、全ての塔婆が火に優しく包まれ、お護摩は終わりへと向かう。

お護摩が無事に終わり、ご本尊様に礼拝をしてお堂を出ました。

再び境内に法螺貝の音が響き渡るなか、

三宝院へと戻りご挨拶を済ませ、小休止を取り11時30分頃に琵琶湖(浜大津)に向けて出発しました。

本来ならば、お護摩の後にご飯を食べるのですが、二人で「修行をしよう」という考えになり、お腹ペコペコでしたが、お昼は食べないまま琵琶湖に向かいました。

今回はここまで!

長くなりますので、前編・後編と分けさせていただきます。ご理解の程よろしくお願いいたします。

ざっくりな流れしか書いていませんが、雰囲気を味わっていただけたらと思います(;^ω^)。

最後までお読みいただきありがとうございました。

後編もよろしくお願いいたします。

皆様の参考資料として醍醐寺のホームページのURL↓を貼り付けておきます。

http://www.daigoji.or.jp/

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