去る3月23日に当院にて11時より春のお彼岸法要を行いました。
20日・21日と天気が悪く雨がよく降りましたが、この日は晴天に恵まれました。
最終準備を行い、いざ法要へ!
お坊さんが中に入り、お勤めが始まります。
コロナ対策として、マスク着用でのお勤めとなりました。
いつも通り、お経を唱えている中で住職は住職の作法を行い
お経が終わると
廻向文(えこうもん)を読み上げます。
簡単に言うと、
仏様にこの祈りが届きますようにとお願いをしている文章などが
廻向文と理解していただいても間違いはないと思います。
また、願文や表白も同様です。
お勤めの内容によって廻向文や願文と名前が変わるくらいの認識で大丈夫かなと思います。
そして、最後のお勤めを行い、住職の話が始まります。
一座目が約午後12時に終わり、10分程の小休止を入れて二座目を行います。
二座目の法要は水霊供養(すいれいくよう)となります。
廻向文と同様に水霊供養の文を読み上げます。
読み終わると、
副住職が受け取り、綺麗に片付けて住職に渡しお勤めを続けます。
お勤めの途中で水霊供養の作法に移ります。
(水霊供養って?方は、下記のブログに書いてありますのご覧ください)
外でのお勤めを行い、
先に私達が、水霊供養の作法を行い
その後に、皆様にも行っていただきます。
場所が狭いので、広がってできるように
樽などでソーシャルディスタンスを保てるよう心掛けながら行いました。
一方その頃の本堂の中では7月の施餓鬼法要に向けて塔婆を申し込まれた方のデータをこのような紙に書き写して
一枚一枚しっかりと丁寧に拝んでいただきました。
先祖さん・水子さんの読み上げが終わるタイミングと水霊供養が終わるタイミングがだいたい同じくらいに終わるのですが、
水霊供養の作法が終わると
守り本尊と樽を一つ一つ拝み、
その後に琵琶湖の水をそそぎ
本堂の中に戻ります。
そして、最後のお勤めを行い
その後に住職が挨拶を行い無事に終わることができました。
まだまだ、コロナが猛威を振るう中お参りに来てくださり誠にありがとうございました。
今後も対策など気を抜かずしっかりと行いながら
皆様と共に修行をしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
個人のお名前があるので個人情報保護のためモザイク処理を行っております。
写真提供者
M・T様 ありがとうございました。