今年のお正月は、天気も良く穏やかな日だったなと思いますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?朝や夜は寒かったですが、昼間は暖かく年頭護摩も寒いと思うことなく皆様のおかげで無事に終えることができました。最後の座も綺麗に火があがりホッとしました。
年頭護摩は、『国家安穏・密教興隆・験門繁栄』を祈り、次は鏡開き護摩があります。これはお知らせでも掲載いたしましたが、一年間の皆様の息災をお護摩にてご祈祷させていただく行事となります。
勢いよく火があがりますが、上にぶら下がっている白い幣は燃えることなく、ゆらゆらと舞っているかのようでした。燃えるはずが燃えないということは、お不動さんのお力だといつも感じます。
また、護摩が進んで行くなかで、燃えている火が【山】という漢字みたいに見える一瞬があったのでパシャり!
また、鏡開き護摩ということで三が日までお供えしてあった鏡餅をぜんざいにして皆様にお接待。
ぜんざい以外にも、数の子や黒豆や田作り(ごまめ)などもありました(写真は撮り忘れました)。地方性もあるのでしょうか(ごまめ)って言っている方もおられました。田作り(ごまめ)と言われることもあって昔は、田んぼに肥料として乾燥したイワシを使っていたことが由来となっているみたいです。(ばあちゃんに聞いたらそうやって言ってたので年の功とはよく言ったものですね)また、おせち料理に田作りを入れるのはお米が取れるようにという豊作の意味があるみたいですね。(ばあちゃんの知恵袋より)
天気は少し荒れましたがテントを用意し、この中で皆様に召し上がっていただきました。外のお地蔵さんには、帽子とよだれかけを着けました。
いつもなら帽子とよだれかけを作っていただいてる方が作ったモノを使用するのですが、天気が悪かったのでばあちゃんが昔に作ったイチゴ柄のモノを使用しました。
そして、護摩が終わると「今年はどんな一年なのか」をテーマに住職が説明していました。ちゃんとメモを取る方もいて皆様と共に最後まで、しっかりとご修行ができました。
お正月の休みも明けたばかりでお忙しいところ、当山にお参りに来ていただきありがとうございました。本年も何卒,宜しくお願い申し上げます。
素材 いらすとや様 ありがとうございます。