え〜、近年GWになりますと気温が高くなり30度に達するなんて普通になってきているわけですが、田舎の方になりますと田植えなどが始まるわけで。え〜田植えをする時には荒起こしや耕うんと言われる、冬の間に眠っていた土を目覚めさし土壌を整える作業が大切になってくるわけでございます。 しかし、土を目覚めさす以外にも色々なものを目覚めさすわけでーー
「ウチのオカンがね、鈴鹿のお不動さんに怪物が出たって言うのよ。でも、どんな怪物か忘れたみたいなんよ〜 」
「普通、怪物が出たって言うたら忘れやんやろ〜。ほな、俺が一緒に考えてあげるからどんな感じやったか教えてみてよ 。」
「緑色で〜表面がヌルヌルしてて、四つん這いの状態やったって言うねんな。」
「その特徴はもう完全にカエルやがな すぐ分かったやん。こんなんも〜 」
「いや、俺もカエルやと思うたんやけど、
怪物が仏様の横で俺も神様仏様や〜 って顔をするわけが ないって 言うねんな〜 」
「いきなり、怪物が俺は神様仏様や〜って言われても、どうやって手を合わせたら良いか分からんもんね〜。ほな他に特徴は?」
「人間でいう喉元がブクブクしてたって言うねんな〜」
「カエルにとってブクブクするのは仕事やからね。あれをしてるからカエルと言ってもおかしくないからね。」
「いや、俺もカエルやと思うたんやけど、ちょっと分からんねんな〜 。
今まで生きてきた人生で見たことがないって言うねんな〜 」
「小学生の時に理科の教科書でカエルの成長過程を勉強してるわけやから絶対見たことがあるわけやからなー」
「ほな、あとは何か言うてなかったか〜? 」
「お寺でケロケロケロケログワッグワッグワ〜って叫んでたって言うねんな〜」
「カエルの歌って言う曲の歌詞で書いてあるからね〜あれ。でも俺はね、そんな鳴き方はしてないけども、歌いやすくするためにリズムをよくしたって睨んでんのよ〜。俺の耳は騙されへんよ。俺を騙せたら大したもんや。」
「俺もそう思うんやけど、
神様や仏様とご縁があって、お守りとかにするとご利益があって縁起物らしいねんな〜 」
「神様仏様ともご縁があるが故に、カエルだけに無事帰るとか、出したお金が返ってくるとか、福をむかえるとか色々な縁起物にされてんねん。俺は何でもお見通しやねんから カエルやそんなもんわ〜 どうなってんねんもう〜 」
「って言うねん」
「ありがとうございました〜」
と まぁ、長い前振りが終わり 果たしてお不動さんに来た怪物とは… おっと、ここでお時間のようでございます。この続きは次回に持ち越しということで次回の更新までお待ちください。
次回予告
落語のように始まったのに中身は(牛乳少年)と少しの(お腹が空いた)のネタを挟む展開に( ^ω^)・・・ それでも終わらないブログ。筆者のクセがひどい!という展開で後半へ続く。
言わなくてもわかっているとは思いますが次回は、結果発表と小話をします。 次回 住職ブログ「あれは( ^ω^)・・・(後編)」次回も小ネタ マシマシ!で頑張ります!
素材 いらすとや様 ありがとうございました。
食材 しみチョココーン(チョコフレークの代用品) とても美味しかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました。