住職ブログ

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2020.05.13

あれは( ^ω^)・・・(後編)

前回のブログからの続きになりますので、まだ見てないよって方は是非そちらからご覧くださいm(_ _)m

長い前振りのせいで結果発表が遅れましたが、もう皆様なら正解が何なのかお察しのことだと思いますが一応…はいドンっ!

そう!カエルでしたね!そして、 角度を調整して撮影すると・・・

仏様と一緒に並んでいると自分も仏様だと言っているように見えるのは私だけでしょうか?

前回でも言いましたが、カエルとお寺というのはご縁があるようで、奈良県の吉野という場所に古いお話がありまして・・・

(注意)以下のお話は、省略をして簡単なお話にまとめたものになります。実際に吉野で撮影したものではなく、自分が持っている素材を使用して作ったものとなりますのでご注意ください。また、資料に基づいて構成しておりますが画像や文章に関してはオリジナル要素 及び 表現が含まれておりますのでご注意ください。

それでは、はじまり~はじまり~

気を取り直して・・・昔々あるところに

僧侶や山伏やお寺(広く言えば仏教)を笑う者がおりました。すると、

大鷲に捕まって空高く飛んで行きました。

そしてたどり着いた先は、

とある崖の上でした。

そして、この崖の上で初めて自分が悪いことをしたと気がつきました。

悪いことをしたと考えていると、僧侶がいきなり現れました。男は自分が悪いことをしたと僧侶に懺悔をすると、僧侶が助けてくれると言ってくれました。すると、僧侶は…

男をカエルの姿に変身させました。変身をさせてからどうやって救い出したのか…

↓Aパターン

もしくは、↓Bパターン

A・Bパターンのどちらかで、崖から無事に帰るとお寺に行きました。そして、お寺に着くと早速・・・

僧侶が人の姿に戻すために頑張ってお勤めをすると、無事に人の姿に戻りました。

めでたし めでたし!

このお話の舞台となっているのは、世界文化遺産に登録されている奈良県吉野郡にある【総本山 金峯山寺】様という凄い立派な大きなお寺が舞台となっております。

そして、金峯山寺様では【蛙飛び行事】と呼ばれる法要があります。これは上記のお話を基に行われている法要になります。気になる方は、【蛙飛び行事】で検索していただくと閲覧することができます。

ちゃんと調べ尽くしたら良かったのですが、[救い出す]といえどもA・Bパターンのどっちで帰ったのか? 調べ方が悪かったのでハッキリとしなくて申し訳ございません。

しかし、どっちの場合でも、①無事に崖から帰る➁カエルから人間に戻りかえることが条件になります。

カエルは手に持って帰れるサイズ、そして跳躍力・身のこなしなら一人でも無事に帰れる、また僧侶もカエルも「無事かえる」という意味(おまじない)も含めて変身させたのかなと思います。

そうなると、カエルに変身することは必然だったと思います。

それで、本当に2つの条件を成功させているのですからカエルの力は凄いですね!

そりゃあ縁起物になるはずだ!と納得の一言!

また、カエルには仏教とのご縁があって、徳のある生き物だからこそ、縁起物とされていると思うと羨ましいですね!

最後になりましたが、歴史にも残っている古いお話にネタを入れたので、読みにくい部分や不快な思いをされる方もいらっしゃると思いますが、 若い世代にも興味を持っていただくために「こんな感じにしたのね」と思っていただけたら幸いです。

結局 長くなってしまった後編は、いかがだったでしょうか?実は当山にもカエルがいますよ!ご参拝に来た時に時間がある方は探してみるのもアリかなと思いますのでお気軽にどうぞ!

本当の最後になりますが

カエルのお話だけに、この自粛期間中に自分の生活や言動を振りカエル、そして懺悔することが大切ではないのでしょうか。

おあとがよろしいようで・・・

参考資料

総本山 金峯山寺 様 ありがとうございました。

https://www.kinpusen.or.jp/

奈良県Nara Prefecture 様  ありがとうございました。

http://www.pref.nara.jp/52915.htm

吉野町公式ホームページ 様 ありがとうございました。

https://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/welcome/year-event/kaerutobi.html

朝日新聞(デジタル版) 様  ありがとうございました。

http://www.asahi.com/special/news/articles/OSK201307070097.html

素材 いらすとや様 ありがとうございました。

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