住職ブログ

ここから本文です。

2020.07.08

雀は縁起物パート2

いきなりですが、こんなまんまるとした雀を見たことがありますか?

(著作権の問題で写真は出せないので…)

このまんまるとした雀は、「ふくらすずめ」と呼ばれます。

なぜ、まんまるな体形なのかというと、

ツバメのように、冬を越すために暖かい所に移住することはなく、

雀はツバメと比べると、そんなに遠くない場所で冬を過ごします。

なので、寒さから身を守るために、自身の羽に空気を入れて膨らませるので、まんまるな体形になります。まんまるな体形=ふっくらとした体形なので「ふくらすずめ」と呼びます。

羽毛なので、寒い冬でも羽毛布団やダウンジャケットのように保温性があって、暖かいのではないかと思います。

個人的には、チョッパーが普段は可愛い姿なのに (↓チョッパー)

毛皮強化(ガードポイント)という技を使い自身の体形を変えるのと同じことだと認識しています。(わかる人にはわかるネタだろうな…( = =) トオイメ

さて、福良雀の縁起とは?

「ふくらすずめ」 を漢字で書くと、福が良い雀と書いて 「福良雀」となります。

福が良いと書くだけあって「良い福をもたらす」

また、体形が豊かなだけに、「豊かな生活を授けてくれる」

という意味で縁起が良いと言われるみたいです!

しかし、この福良雀はなかなか見ることができません。

太っている雀もそうそう見ないし、羽を膨らませた雀は冬の時期だけで目立つような場所にはいない場合が多いです。

例えるなら、京都で四つ葉の○○○タクシーに乗れると幸運が訪れると言われています。

しかし、乗車どころか、なかなか見ることすらできません。

なので、見ることができるだけでも縁起が良いとされています。

(私も、四つ葉のタクシーを見たことがない…)

それと同じで、

福良雀も、なかなか見ることができないから、 見ることができたたら縁起が良いとされていると思っていただけたら助かります。

また、「福良雀」は縁起が良いということで、お見合い・結納・成人式といった祝い事の際に女性着物の帯の結び方に「ふくら雀」と言われる結び方があります。

結び方だけではなく、福良雀が描かれている着物・帯などもあるそうです。

さらに、福良雀は家紋にもあります。

昔は本当に雀が縁起物だったのでしょう。福良雀の家紋を使用した有名人はわかりませんが、雀が描かれている家紋を使用していた歴史上の人物だと、

このお二方などが、家紋に雀が描かれています。

家紋は、その家の由来や身分を示すなどの意味がありますので、縁起が悪いものを家紋に使うことなんてありえないですよね。

それくらい雀は、身近な存在で縁起の良いものだったということがわかりますね。

今回は、雀は縁起物パート2で「福良雀」をご紹介してみましたがいかがでしたでしょうか?なかなか見ることができない福良雀を一回は見てみたいものですね。

また、自分の家の家紋を調べてみたいものだと思いました。

しかし、家紋は細かく仕分けると約2万種類ほどあるとかないとか…

うん、頑張ろう!(´・ω・`)

自分が思っている以上に雀の話が多くなってしまいましたが、あと一話ほどお付き合いください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

素材 いらすとや様 ありがとうございました。

ネタ元

「ONE PIECE(ワンピース)」 より チョッパー

尾田 栄一郎 先生

ありがとうございました。

参考絵 いらすとや様 ありがとうございました。

交通案内・アクセスマップ
祈りの寺 真言宗 滝谷山不動院
祈りの寺 真言宗滝谷山不動院

〒513-0819
三重県鈴鹿市肥田町367

  1. お電話での
    お問い合わせ
    059-382-2261
  2. FAXでの
    お問い合わせ
    059-382-4529

メールでのお問い合わせはこちら

お車でお越しの方

  • 鈴鹿インターより約30分
  • 川越インターより約30分
  • 国道23号線肥田町交差点より3分

電車でお越しの方

  • 近鉄柳駅より徒歩10分
  • 伊勢鉄道鈴鹿駅より徒歩10分