お護摩が終わり、次の段取りをしている間
住職が少し法話をし、
準備が終わると、
火渡りならぬ【火の横歩き?】が始まります。
入り口で大人の方はお守り・学生さんや小さい子は鉛筆とそれぞれ御祈願したものをお渡しして、
進んでいただき
近づいても大丈夫なくらいまで火も落ち着き
各々の思いを残り火や煙に託していただきました。
お護摩の残り火に手を合わす方や
足が悪い方は、煙を足にすりこむようにさすり、手が悪い方は手をさすり、
頭から煙を浴びるように手で扇いだりしていただきました。
また、足が悪い方は何かあっていけないので付き添います。
そして、祭壇の前に行き住職がお加持します。
住職のお加持が終わると出口の方に向かいお下がりさんを受け取っていただきました。
本年度は、これでお加持しました。
はじめにここにあったお札です。
火を入れた後に抜いたものです。
いつもは
この写真で言うと住職が渡る人の腰に当てている錫杖でお加持をしております。
これでのお加持は本年度限定ともいえるかな?
お加持の順番待ちができますが、何も言わなくても、
皆様が家族単位で間隔を取ってくださいました。
この時に少しでも皆様とお話しできることが毎回の楽しみです。
それでも、今年は距離感を保ちながらの会話なので少し寂しさもありますが(;^ω^)
少しお話をしてニコニコと笑顔で祭壇まで向かっていただいたので嬉しい限りです。
そして、最後の方のお加持が終わり
次に、去年のお守りなどの古札のお焚き上げをして最後のお勤めし、
無事に終わることができました。
本年度は、このような感じでしたが、約160人ほどの檀信徒の方がお参りにきてくれました。
準備の時から本番までお天気にも恵まれ、たくさんの方にもお参りに来ていただき、
文章にしたら凄い量になるくらい全てのことに感謝しかございません。
「こんなご時世に、否、こんなご時世だからこそ手を合わすこと大事なんだ」
と改めて思いました。
本年度はこのようなかたちでしたが、皆様のおかげで無事に終わることができました。
この場を借りて、皆様にお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
素材 いらすとや様 ありがとうございました。
写真提供者
T・R様 ありがとうございました。
M・T様 ありがとうございました。