住職ブログ

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2020.12.12

R2年 入峯修行(後編)

お山から山の神さんの所まで戻り、

小休止しながら、ケガはしてないか体調は悪くないか確認しつつお護摩に

まず、願文を読み上げ、終わると

護摩壇の中に火を入れます。

そして、火が付くと

モクモクと煙が上がり、火が付いたことを確認して、添え護摩木を皆様に渡します。

今回の添え護摩木は、何も書いてない無地の護摩木となります。

(そして、この無地の護摩木に自分の願いを込めて護摩の火の中に入れます。)

火の中に入れるまで各々が願いを込めながらお勤めをすると

煙の量が増し、「こんにちは」みたいな感じで、火が上がってきました。

お勤めが進むにつれて

「もっと火を上げるぞ」と龍が大きな口を開けて叫んでいるかのような勢いで燃え上がります。

火の勢いが増すなかで、

俱利伽羅(くりから)さんのような火が上がり、

更に火の勢いが増し、高く燃え上がると

龍のように見える火が上がり

また、龍が口を大きく開けたかのような火も上がりました。

まだまだ、火の勢いは止まることを知らず

龍が火を噴いたかのような火も上がりました。

お護摩の火が我々に色々な姿を見せてくれるなかで、

最後は、シンプルに綺麗に真っすぐな火が上がり、

本日のお護摩で一番高く火が上がりました。

そんな中で、「あぁ~良い火が上がっているな~」と思いながらお勤めを進めて行くと、

だんだんと火の勢いが落ち着くと同時に、

住職の作法が終わり、住職が添え護摩木を入れ終わると

皆様の願いを込めた添え護摩木を入れてもらいます。

1人ずつ丁寧に護摩木を入れていく中で

うん?あれ?これって?

鳳凰のように見えます。(個人的には)

火が小さくなっても我々に色々な姿を見せてくれたので、本当にありがたいです。

皆様の添え護摩木が終わり、最後のお勤めを開始。

最初はこんな感じだったのに

最後のお勤めが終わると

ここまで綺麗にお焚き上げができました。

そして、お護摩が終わり昼食に

三色丼?三色ごはん?の手作り弁当を食べました。

あっ、ワンタンは市販ですよ(笑)←(当たり前だろ)

火の始末を行い、安全確認をして

午後1時を回った頃に山の神さんの場所から

車を置いた場所に移動。

午後2時頃に到着し、次に

お寺に向けて出発!

午後3時頃に到着し、一服をして随時解散しました。

最後になりましたが、

【一生懸命に山を登り】【綺麗に掃除をして】【上手に護摩壇を作り】と

この3つが揃ったからこそ

[お不動さん]と[山の神さん]からのプレゼントということで、

色々な火の姿を見せていただき、綺麗にお焚き上げをすることができたのかなと思います。

また、神様・仏様・ご参加いただいた皆様のおかげで無事に修行を終えることができました。

この場を借りて、お礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

これにて、「R2年 入峯修行」のご報告ブログを終わりたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

素材

いらすとや様 ありがとうございました。

写真提供

T・R様 ありがとうございました。

O・M様 ありがとうございました。

M・T様 ありがとうございました。

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