去る1月7日の9時30分に鏡開き護摩を行いました。
年頭護摩との違いをザックリ説明すると
年頭護摩は、本堂(毎月1日に焚くお護摩の作法)で行い、
鏡開き護摩は、道場(毎月8日・18日・28日に焚くお護摩の作法)で行います。
言うなら、どこのお堂で焚くかで【お護摩の作法が違う】という認識で大丈夫かと思います。
また、鏡開き護摩とは、ホームページ上にもあるように
年頭にあたり一年の息災を護摩で祈祷します。
ここからは、皆様の許可を取っていませんので、モザイク処理や編集によってカットしている画像で説明いたします。
ご気分を悪くされる方や画像が見にくい等あるかもしれませんが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
9時30分より、皆様と一緒にお経を唱えます。
お経を唱え終わると、皆様に添え護摩木を配ります。
添え護摩木を配っている間に住職が願文を言います。
願文が終わると法螺貝を吹き
火をつける前にちょっとだけお経を唱えます。
(この間に住職が最終の作法を済ませます)
そして、点火!
線香に火をつけ、護摩木に火をつけます。
最初は、小さい火ですが徐々に大きくなり
あれ?
また、龍のように燃え上がりました。
そして、龍のような火から
火の形は、太く力強い形へと変化し、
火の形は太く真っすぐに上がり、本日の最高の火力へと…
火が徐々に弱まり、先程お渡しした添え護摩木を入れてもらいます。
その間に副住職は
皆様の添え護摩木を焚き上げたら、
副住職が読み上げた護摩木を入れていきます。
護摩木を入れると、再び火が燃え上がり、水霊供養の準備に入ります。
副住職の手にある段ボールの中には、皆様が修行したお百度参りが入っております。
これをお護摩の火にてお加持し、水霊供養に移ります。
密を避けるために順番に来ていただき、お百度参りしたモノを水に一枚一枚と水に流します。
その間、住職はお護摩をひたすら焚き続けます。
水霊供養のお勤めが終わると、住職に終わりましたよの法螺貝を吹き
再び中に戻りお護摩の火を見ると…
力強く焚き上がりました。
その間、副住職は皆様の念珠などをお加持していきます。
そして、最後のお勤めへ…
最後に皆様と共に2拍手を行いお護摩は無事に終わりました。
そして、住職の新年のご挨拶
それが終わると、
お護摩の煙や火の熱を各々浴びたりなど行い、
R3年 鏡開き護摩は無事に終わりました。
あっ!7日なのでもちろん
七草粥をお供えしましたよ。
最後になりましたが、
今回は、コロナ禍にも関わらずお参りいただきありがとうございました。
今後も三密に気をつけながら行事を行いたいと思いますので、
何卒、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素材 いらすとや様
ありがとうございました。
写真提供
M・T様 ありがとうございました。