住職ブログ

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2019.12.31

餅つきと大掃除

年末になると各ご家庭もお正月に向けて大変になってきますよね。大掃除や正月飾りや洗車など…

当山もお正月に向けて餅つきと大掃除をしました。

昔は、餅米を蒸す時に薪を使い木の蒸籠(せいろ)で蒸していましたが、今は文明の利器に頼って金物を使って当山は蒸します。一つの蒸籠に3升を入れて蒸し上げます。

餅つきというと↑のようなイメージがありますが、昔は当山もこんな感じでした。今は、これも文明の利器で機械を使っております。

機械で餅をついても↑のようなできになります。これを熱さにに耐えながら住職が頑張って丸めます。副住職は、写真撮影のため丸めた餅を団扇で煽ぎます。これも大事な仕事でせっかく丸めた餅が熱によって崩れないように熱を飛ばす作業になります。

餅つきの次の日の写真ですが、こんな感じに仕上がります。それをサランラップでくるみお供えします。(お供えした写真は年明けにアップする予定です。)

お鏡餅分の餅つきが終わると今度はのし餅を作ります。ちょっと水を入れて柔らかい餅にして専用の型に入れて伸ばします。これも熱いですが、副住職は撮影のため見届けます。

完成すると木の板から御座(ござ)にスライドさせます。このスライド作業にはコツがいります。早すぎても遅すぎてもダメで、慣れと感覚が重要となってきます。

次に当山では、たまりと呼んでますが醤油をいれた餅を作ります。焼き餅専用の餅として当山は作ります。重曹を二回いれてから一回沸騰させて冷ました醤油を二回くらいに分けていれます。これが文明の利器の餅つき機となります。醤油をいれたので茶色い餅ができます。この状態で食べるのが一番美味しい気がします。

のし餅も完成したので当山の餅つきが終了いたしました。のし餅やお鏡餅を切り、当山の鏡開き護摩でぜんざいにしてお接待に出します。

餅つきが終わると大掃除になります。

餅つきの少し前の日に外のお地蔵様を磨きました。磨くとここまで輝きがと言いたいところですが、水をかけると光沢感が出ます。これを世間では盛れていると言うのでしょうね。冬と言えど水と素手で磨くので寒いのですが、これも修行と思いながら頑張って磨きます。頑張った分の達成感ははかりしれませんね。

こんな感じでできる時に掃除をしていたので大掃除は大変なこともなく無事に終了することができました。(手が真っ黒になってスマホを触る気にならなかったので大掃除の写真は割愛ということで)

本年も皆様方のお世話になりありがとうございました。また、来年もお世話になりますが宜しくお願い申し上げます。良いお年をお迎え下さい。

素材 いらすとや様 ありがとうございました。

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