醍醐寺では、毎年2月23日に仁王会という大きな行事があります(五大力さんとして有名です)。 また、2月15日~21日まで仁王会という行事にむかって前行という21座(21回)の修行があります。これに、約1000人くらいのお坊さんや行者さんが集まり修行をします。今回は、15日から始まる1座目の前行に行ってお坊さんと一緒に修行をすることを目的に団参をしました。醍醐寺のホームページにて五大力さんについて書かれておりますので、下記にURLを貼り付けておきます。
https://www.daigoji.or.jp/event/detail1.html
気になる方はクリック・タップをしてください。また、サイトに飛べない時は、URLをコピーして検索してみてください。(またいつか五大力さんについて書きたいと思います。)
9時50分に当山を出発!まだ、立ち寄ったことがない方もいましたので
10時20分頃に鈴鹿SAにてトイレ休憩。そして、醍醐寺に向けて出発!約1時間をかけて醍醐寺に。時間の都合で先に醍醐寺内にある雨月というお食事処で昼食。
ご飯を机の上に直接的に置かないためというか、ご飯をこぼしてもいいようにというか、ちょっと何て言うのかわからないのですが、ここではとりあえず下敷きと呼んでおきましょうか。この下敷きを見れば醍醐寺の広さや何があるのかを一目でわかるようになってます。また、もう一つの写真は割り箸の袋になるのですが、食事の五観文が書かれております。これを皆様と一緒に読み、簡単なお勤めを終えてから昼食。
席に着くと、この小鍋に火をいれてくれます。初めから置いてあった椀物を小鍋に火をいれてから回収し温め直して提供していただきました。そして、てんぷら・ご飯・漬物・汁物と順に出していただきました。この他にも焼き魚や刺身と湯葉・デザートなどありました。(写真を撮ったはずなのに、データが残っておらず申し訳ございません。)
とりあえず残っていた写真だけ貼っておきます。皆様と一緒に美味しいご飯をいただきました。その時に不思議な光景がありました。特に白米を食べるときの話なんですが、
これは、眼鏡を探している画像ですが、眼鏡を頭の上にかけている方がいたので何で(・・?と聞くと老眼と言っていました。
老眼って言うとこんなイメージがありますが、米粒が見にくいのも老眼なんですね。(お話がいつもの如くに脱線してしまいましたので戻します)
ご飯を食べ終わり、霊宝館にて重要文化財などの仏様の説明などをしながら鑑賞。そして、三宝院に移動。三宝院で弥勒堂にてお参りと三宝院内の庭などの鑑賞。弥勒堂は、特別公開をしている時以外は入れないのですが、団参ということで特別に入れていただきました。その間に副住職は、皆様から預かった御朱印帳に御朱印をしてもらっていました。
三宝院から次に伽藍内に移動。住職は、ここで五大力さんの修行に出るために別行動。そして、伽藍内に移動。色々とお堂の説明をしながら観音堂に到着。観音堂にて御朱印を書いてもらっている間にお勤めを開始。御朱印をいただき、五大力さんの修行をする場所に移動。前の方で座ってお勤めが始まるのを待っていると、ぞろぞろと参拝の方が増えてきたので、早めに席を取っておいて良かったと思いました。お勤めが始まると道内に響き渡る大きな声にさぞ迫力を感じたことだと思います。
お勤めが終わると、簡単にですが色々なお堂を説明しながらお勤めをして醍醐寺を後にしました。
(お堂内は、撮影が禁止なので写真はありませんが、上記にあるホームページURLから色々と見れますのでご覧ください)
今回いただいた御朱印ですが、右の御朱印は三宝院でしかもらえません。中と左は、観音堂にて貰えます。西国などの巡礼系も観音堂にて行われております。真ん中の御朱印は薬師如来と書かれております。左は神変と書かれており、右は慈氏殿と書かれております。
今回は、この三つの御朱印をいただきました。醍醐寺としての御朱印は薬師如来、醍醐寺にとって大事な修験の祖である神変大菩薩、三宝院の本尊である弥勒菩薩の御朱印をいただきました。
弥勒菩薩?慈氏殿なのに弥勒菩薩?と思われたかと思います。もちろん間違いではありません。
弥勒菩薩の梵名は、マイトレーヤと言います。マイトレーヤは訳すと「友愛」となり、これは「慈から生まれた者」という意味を持ち、そこから「慈氏」「慈尊」と言われたりします。また、人天を問わず、全ての人々を慈悲心をもって救済するという思いをもっている仏様なので、ピッタリな別名だと思います。なので、もう一つの呼び名と思っていただけたらと思います。
今回は、急遽な予定で団参をしましたがもう少し早く予定を考え掲載したいと思いますのでよろしくお願いいたします。また、五大力さんとか色々とブログに書きたいと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
資料
醍醐寺様ホームページ内 https://www.daigoji.or.jp/event/detail1.html
ありがとうございます。
素材
いらすとや様 ありがとうございます。