２月１１日の２時より当山にて厄除け法要を行いました。手狭なお堂に今回は、約８０人ほどが入っていただきました。時代の流れと言うのでしょうか、冷暖房を設置してありますので一応スイッチオンしましたが、この日はとても暖かく逆に暖房をつけなくてもよかったのかなと思うくらい良い日に恵まれました。（大きな声を出して拝むので汗をかきました。皆さんは寒かったのか暑かったのか？来年は確認をしてからスイッチオンしようと思います。）
法要が始まる前に、簡単なお話と、誰か写真を撮ってくださいとお願いをしたところ、思ってる以上に皆様が撮影をしてくれて驚きました。とりあえず、言ってみるものだと思いながら感謝をしながらブログに使う写真のチェック( ..)φ
たくさんお写真を撮っていただきましたので、ブログというよりも今回は写真の回にしようかなと思います。
お坊さんが全員お堂に入り、法螺貝を鳴らし始まりの合図を奏でた。法螺貝を終えるとスムーズにお勤めを進めていく。
そして、導師が表白（簡単に言うと本尊にお願いをしていると思っていただけたら幸いです。）と厄除け法要を申し込まれた方の名前を読み上げた。それが終わるといよいよ大般若転読が始まります。
導師が大般若の経本を持ち、経本をヒラヒラと広げると同時に導師以外のお坊さんもヒラヒラと広げます。この経本を大きく広げてお経を唱える方法が前回ご説明した転読という作法になります。
近くで見るとこんな感じです。ヒラヒラと広げているので中に書いてある文字がブレて見えにくいので躍動感がありますね。
転読をしている間に、導師は導師の作法を進めていきます。そして、全員で６００巻を終えるとご参拝の皆さんのご祈祷が始まります。
一人一人に大般若の経本にてご祈祷をします。この間に、太鼓を叩き錫杖を振りご参拝の皆さんと共に般若心経をお唱えしながらご祈祷をしていきます。
ご祈祷が終わると、最後のお勤めを行い終了。
そして、最近になって導入した[じゃんけん大会]を開催！
ルール説明… お坊さんにジャンケンで勝てばいいそれだけです。 あいこ・負けは、敗退となります。
副住職が、チョキを出すと思いますと言っても、あいこ・負けの方が結構いたのでちょっと悲しくなりました。
まぁ、絶対にチョキを出すと言ってないので心理戦と思われたのだと思います。これも楽しくさせる要素かなと思います。
じゃんけん大会で勝つと本堂の仏様の前にお供えしてある和菓子をプレゼントいたします。 全部で１２体の仏様にお供えをしたので、つまり１２人分はあるということですね。写真は個人名が載っているので載せません。まぁ、写真を撮り忘れただけなんですけどね。
そして、1番の当たりは、本尊であるお不動さんの前にお供えしてある大きな紅白まんじゅう！それを獲得したのは、ドュルルルル(ドラムロール)なんと、
ドラムロールのイメージに合う画像がなかったのでとりあえず雰囲気だけでもと…）
なんと、
小学生の男の子でした！
じゃんけんなので恨みっこ無しですが、お子さんが当たるというのは一番文句なしだな〜と思いました。きっとお不動さんも色々と考えた上でこの子に当てるようにしたのかなと思いました。（仏様って優しいな～と常々感じます）
じゃんけん大会が終わると、厄除けをお申込みいただいた方にお札やお守りをお渡しいたしました。そして、当山にて一年間拝む厄除け札をお申込みされた方の特別祈祷を行いました。
特別祈祷が終わると厄除け法要の終わりとなります。
今回は、本当に写真回となりましたが、いかがでしたでしょうか？当山の厄除け法要の雰囲気をなんとなく感じていただけたら幸いです。じゃんけん大会も皆さんと共に真剣にすると大人でも楽しめて一体感も生まれて感慨深いものがあります。
法要といえども皆さんと共に楽しめる要素を考えながら日々頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
写真提供
M・T様 W・T様 ご提供ありがとうございます。
写真モデル（お坊さん）
T・H様 T・C様 I・M様 M・K様 F・K様 ありがとうございます。
素材
いらすとや様 ありがとうございます。
お名前にTがつく方が多いなと思いながら、当山も滝谷山不動院でTなのでTとご縁があるのかもしれませんね。
