「あっ、この状態が牡丹さんにとって完璧に咲いていたのね」というオチで終わった牡丹さん日記。
牡丹さんの写真ばかりで紹介的なことをしてなかったので、簡単に??ザックリな説明?みたいな感じで今回は書いていこうと思います。
前回とは別の場所の牡丹さんたち↓
綺麗に咲いてくれています。今年は、疫病の関係で訪れる方が少ないのですが、毎年この牡丹さんを見に来る方・撮影する方などがいるくらい当山の牡丹さんは立派に咲いているみたいです。さて、紹介に↓
牡丹さんは、中国原産の樹木で1~2世紀にはすでに薬用として使われていたみたいです。そんな前からあったの?と疑問になりますが、中国で最も古い薬の本に、牡丹を使うと書かれいているみたいで本当にその頃ぐらいにはあったのでしょう。
そして、流行するのが中国だと5世紀頃、日本だと7~8世紀頃と言われております。この時だと、ちょうど遣唐使の派遣があった年代になるので弘法大師様や遣唐使などが牡丹を持ち帰ったという説もあります。(↓イメージ画像)
牡丹は、昔の宮廷にしか咲いていないらしく、「花王」とも呼ばれていたみたいです。なぜ花王と言われたのかと言うと、中国人の詩人が比喩表現で牡丹は妃様のように美しいという意味で「花王」と表現していたそうです。
なのでここでは、王=キング(国王)というよりも王=チャンピオン(王者・覇者)の意味なのかな?「牡丹は、花のなかでも1位の美しさがある。それは、まるで妃様のようだ」・「妃様は、花のなかでも1位の美しさを誇る牡丹のようだ」みたいな感じで「花王」と表現したのかな?と思います。
また、「大きくて立派で美しい」と表現したい時には、「牡丹の花のようだ」と比喩されていたみたいです。
そんな牡丹さんは、日本でも貴族の庭にしか咲いていなかったみたいです。中国でも日本でも貴族クラスの上位の方(富裕層)でしか取り扱うことができないくらい高価なものだったみたいです。その当時では、庭を見て牡丹があれば凄いお金持ちであるという身分証(ステータスstatus)のようなモノだったのかもしれません。
なので、中国での花言葉は「王者の風格」・「高貴」・「壮麗」・「富貴」などたくさんあります。
日本でも中国と同様に、当初は薬用として伝わり、後に観賞や詩を読んだりすることが流行るそうです。ちなみに、日本で牡丹が登場した1番古い作品は「枕草子」だそうです。
そうなると昔は、牡丹を見て「いとをかし」と言っていたかもしれないですね。現代だと「インスタ映え」と言うのかな・・・?(おじさんになったのかな~現代っ子の表現がわかりませんw)
↑だいぶ昔の表現
↑一昔前の表現
↑現代の表現であっているはず( ^ω^)・・・(答えを知っている方は、内緒で教えてね)
更に、中国と西洋では花言葉が変わり、「思いやり」「はにかみ」「恥じらい」などが挙げられる。
まず、西洋で牡丹は、ピオニー(peony)と呼ばれており、由来としては美しい妖精パエオニア(paeonia)という説がある。(諸説あり)↓登場人物
ギリシャ神話に登場するパエオニアは、誰もが振り返る美しさで、世の男を魅了してしまった(悪気はない)。その中でも、オリンパス十二神の一人であるアポロンにも可愛いがられていた。
その姿を見た、美の女神アフロディテは機嫌を損ね、
パエオニアを花の姿に変えたが、
花の姿になっても美しさは変わらなかったとされている。 (ギリシャ神話のお話)
このお話から、パエオニアが生まれ変わった花として、ピオニーと名づけられたとされている。 また、パエオニアを闇に葬るのではなく、花の姿に変えたというアフロディテの最後の優しさから花言葉には「思いやり」という意味がある。
また、「恥じらい」「はにかみ」の由来としてよく紹介されるものには、花の中央を隠すような牡丹の咲き方が恥ずかしがっているように見えたからと言われている。
確かに、中央の部分を隠しているように見えますね。
このように牡丹さんは、国・風土・大陸などに関係なく皆を魅了する力があるんでしょうね。だから、地域によって花言葉が変わるのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか?ざっくりとした牡丹の説明。
みたいです。だそうです。と曖昧な表現が多いと思いますがいつも通り「ふ〜ん、なるほど」程度に理解していただけると幸いです。
また、牡丹もたくさん諸説があるのですが一度に全部の引き出しを開けてしまうと来年以降に困るのでこれくらいでご勘弁くださいm(_ _)m
他にも当山には色々な花があるので、それもブログにしていこうと思います。
所々いらない小ネタを挟み読みにくかったと思います(自覚あり)。(`・ω・´)+ドヤァ
ですが、花の事だけに鼻で笑っていただけたらありがたいです!\\/٩( ‘ω’ )و ////ヨイショ~
最後までお読みいただきありがとうございました。
素材 いらすとや様 ありがとうございました。